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中種子町は、鹿児島県の種子島中央に位置しており、西之表市・南種子町に隣接、太平洋と東シナ海に面している地域です。
特産品
昔から保存食として親しまれてきた「ツノマキ」は、灰汁に浸した餅米をダチクの葉で三角巻きにして煮たものです。春と秋に収穫される「タケンコ」は、あっさりと味わうことのできるタケノコです。「トコブシ」「カマス」「塩トビウオ」「イセエビ」など豊富な海産物があります。「パッションフルーツ」「タンカン」「マンゴー」などの果物の栽培も盛んに行われています。
中種子町の自然スポット
「雄龍・雌龍の岩」は、2つ寄り添うように立つ岩で、昔海に投げ出された夫婦の生まれ変わりという伝説があります。「男淵・女淵の滝」は、渇水の時期でも水が止まることのない滝です。中種子町西部にあり東シナ海に面する「長浜海岸」は、島内最大の砂浜を有し、ウミガメ産卵地として有名です。多くの観光客やサーファーが訪れます。
黒糖作り体験
種子島は「サトウキビ」の産地として有名ですが、中でも中種子町は島内の生産量の半数を占めています。黒糖作りも盛んに行われてきた地域で、「黒糖づくり伝承館」では、昔ながらの製法での作り方を教えてもらい体験することができます。