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舟形町は山形県の東北部にある町で、東西に細長い形をしています。東は奥羽山脈、西は出羽丘陵の山麓に挟まれた地形で、最上川とその支流の小国川が流れるのどかな田園風景が広がります。
舟形町は最上地方の中心都市・新庄市からも8kmほどと近く、町を南北に縦断するように山形新幹線・東北自動車道・国道13号線が走るアクセスのいい町でもあります。
特産品
舟形町の農業の中心は稲作で、小国川流域を中心に「はえぬき」「つや姫」「コシヒカリ」といった品種が栽培されています。雪を利用した「雪氷室貯蔵」で鮮度を保ちながら出荷まで保管する方法も取り入れています。
また、ニラ・きゅうり・トマト・ネギ・アスパラ・スイカなどの畑作や、マッシュルームの栽培も盛んです。さまざまな大きさのマッシュルームが栽培されていて、中には通常の10倍の大きさのものも。マッシュルーム栽培で出る廃菌床は堆肥になり、水田や畑に利用されます。
見どころ
舟形町を流れる小国川は水質が良く川魚の宝庫です。特に鮎は「松原鮎」と呼ばれる最高級品。舟形町内にはいくつもの釣りスポットがあり、解禁期間には釣り客でにぎわいます。また9月には、ふながた若鮎まつりが開催され、子どもを対象とした鮎のつかみどりや焼あゆなどが楽しめます。