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南陽市は、山形県の南東部に位置する地域で、山形市や上山市に隣接しています。民話の「鶴の恩返し」の伝説が伝わる地として有名です。民話に出てくる鶴の羽で織った織物が寺の宝物とされたと言い伝えられている「鶴布山珍蔵寺」があります。
特産品
南陽市の特産品として「ぶどう」があります。山形県のぶどうの発祥の地とされ、様々な品種のぶどうが栽培されています。ぶどうを使用したワイン・お酒づくりも盛んで、全てが手作りでぶどうのおいしさがひきたつことから人気です。ぶどうの他にも、さくらんぼやりんごなど、季節ごとにおいしい果物を味わうことができます。
南陽市を盛り上げるイベント・祭り
春には山全体がピンクに染まる「赤湯温泉桜まつり」、夏には1,200年以上続く「熊野大社例大祭」が行われています。秋には様々なイベントで盛り上がる「赤湯温泉ふるさと祭り」、冬には街を幻想的な光で包み込む「なんよう雪灯りまつり」など、多くのイベントや祭りが開催され、たくさんの人々で賑わいます。
古い歴史を持つ名所
開所920年以上とされる「赤湯温泉」は、その歴史から「赤湯」と呼ばれるようになり、体の芯から温まる人気の温泉です。東北の伊勢「熊野大社」では、ものが生まれる力である「むすひ」の神様、そして縁結びの神様が祀られている神社です。