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宮城県登米市は宮城県と岩手県の県境にあります。登米市は冬には登米市内にある伊豆沼をはじめ、多くの沼などに数々の渡り鳥が飛来してくるという美しい風景をのぞむことが出来ます。
特筆すべき取組み(運転代行)
登米市内にある佐沼地区にはアルコール類を提供する飲食店が数多くあり、登米市内からたくさんの人が集まりますが、登米市では公共交通機関より自家用車を利用する人が多いため、運転代行が夜の市民の足として用いられています。
そこで運転代行業者は合同で佐沼地区の市街地に「運転代行プール」を設置しています。2006年からは利便性の向上と飲酒運転根絶のため数々の飲食店協賛の元、色々な特典が受けられる「乗っちゃイヤ!券」が発行されました。
特産品(はっと)
そんなユニークな取り組みを行っている登米市の特産物はたくさんありますが、一つ目は「はっと」です。「はっと」とは熟成させた生地を醤油仕立ての汁に入れ茹でたものです。お湯でゆでたはっとをあずきやずんだ、エゴマなどに絡めたりとツルツル・シコシコの食感がやみつきになります。
特産物(その他)
はっとの他の登米市の名物と言えば油麩です。油麩とは小麦粉のタンパク質成分のグルテンを植物油で揚げたお麩のことです。だし汁のしみこんだ油麩を半熟の卵でとじ、ごはんの上に乗せた油麩丼は何とも言えないおいしさです。