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福島県小野町は田村郡の南部に位置し、周りをたくさんの山に囲まれている町です。街の中央には太平洋に注ぐ右支夏井川が流れ、周りは阿武隈高原中部県立自然公園になっています。「福島緑の百景」に選ばれるなど、自然環境に誇りを持っています。
北部の高柴山はヤマツツジが東部の矢大臣山はアズマキクが群生していて観光客も訪れるほど有名です。また平安時代に活躍した女流歌人「小野小町」が産まれた場所としても知られていて、小野町の地名は「小野小町」の父親である「小野篁」にちなんでつけられたといわれています。農業も盛んでミネラル野菜の栽培に力を入れています。
特産品
篁焼きはあじさい焼きとも言われ、陶器の肌艶、色彩や絵柄が美しい陶芸品です。特産物はミネラル野菜に力を入れているためたくさんのミネラル野菜が楽しめます。ミネラル野菜とは健康な土壌で栽培する野菜のことを言います。
土壌に含まれるマンガン・鉄・銅・亜鉛・ホウ酸などの微量要素と窒素・リン酸・加里などの多量要素を含む土壌を精密に分析し、結果に基づいて適切な量のたい肥や有機質肥料・ミネラル資材を施用しミネラルバランスの取れた土壌作りを行っています。現在ではトマト・インゲン・長いもなどを栽培しています。