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下郷町は、福島県南会津郡に位置しています。2018年時点では人口5,300人ほどの小さな町です。いで湯と渓谷の里として知られており、「湯野上温泉」は奈良時代に発見された古く歴史のある温泉です。
特産品
下郷町の特産品は「じゅうねん」と呼ばれるシソ科の植物です。じゅうねんは、一般的にエゴマと呼ばれています。栄養価が高く、食べると10年長生きするといわれている縁起のいい食物です。下郷町では、じゅうねんを使ったお菓子や調味料が販売され、人気を博しています。
また、下郷町の気温は寒暖差があるので、気候を生かしたソバの栽培が盛んにおこなわれています。
町を盛り上げるイベント
毎年2月の第2土曜日・日曜日に「大内宿 雪まつり」が開催されています。日が暮れてくると雪の中のろうそくに火がともされて、幻想的な景色が広がります。写真を撮る人はぜひ押さえておきたいシャッターポイントです。
「湯野上温泉火祭り」「下郷ふるさと祭り」などの祭りの開催もさかんです。
歴史スポット
下郷町大字大内には大内宿があります。大内宿とは、江戸時代の会津西街道の宿場のことです。今現在は宿場としての役割は終わっているものの、この地方の集落の呼び方として現在も受け継がれており、茅葺屋根の民家が街道沿いに建ち並ぶ様子を眺めることができます。重要伝統的建造物群保存地区にもなっていて、福島県を代表する観光地の1つになりました。