八百津町は、岐阜県の東南部に位置し、岐阜市から約43km、名古屋市から約45kmの場所にあります。町の西部には、河岸段丘に沿って宅地や農地が広がり、東部の高原に集落が点在し、南部には木曽川が流れています。
内陸性を帯びた表日本型の気候で、平均気温14度と比較的温暖です。冬期の降雪量は岐阜県の中では少ない地域となっています。
特産品
八百津の山の栗林で収穫された栗を原料として作られる「栗きんとん」や、小麦粉を原料としている「八百津せんべい」のほかに、こんにゃく製品や佃煮、漬物、地酒、米酢、味噌、醤油などがあります。また、鮎やいのしし、松茸、山菜、地蜂などは八百津町産の旬の素材です。
八百津の祭り
毎年4月の第2日曜日とその前日の土曜日に、大舩神社を中心に「八百津だんじり祭り」がおこなわれています。船に似せ美しく飾られた勇壮な山車（だんじり）が、町内を練り歩く姿は、別名「けんか祭り」とも呼ばれるほど熱気にあふれています。大きな山車が、民家の屋根スレスレのラインを車輪をきしませながら曲がる瞬間は圧巻です。
4月の「久田見からくり祭り」や8月の「蘇水峡川まつり花火大会」なども多くの見物客で賑わいます。
