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太地町は、和歌山県南部に位置する人口およそ2200人の町です。太平洋に面しており、昔より漁業の盛んな土地です。特に、日本の捕鯨発祥の地として知られており、現在でも捕鯨が行われる街です。
特産品
和歌山県下の町ということもあり、柑橘系の果物が特産品の一つとして挙げられます。また、黒糖を使い、昔ながらの味付けがなされている黒あめ、「那智黒」も、有名な特産品です。
そして、特筆すべきものとして挙げられるものはやはり、鯨肉を用いた料理です。さっぱり頂けるお刺身や、ボリューム抜群の竜田揚げ。水菜と一緒に煮込むハリハリ鍋など、多くのレパートリーがあるのも特徴です。
見どころ
太地町の一番の見どころは、やはり鯨に関する施設です。「くじらの博物館」では、捕鯨に関する歴史、実際に用いられていた道具などの展示がなされています。また、実際にくじら・イルカなどとふれあい、生態を知ることもできます。
海沿いの町ということもあり、景勝地にも恵まれています。特に市南部はきれいなリアス式海岸であり、継子投・梶取崎・燈明崎といった岬では岩などが隆起しており、非常に美しい景色を楽しむことができます。