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氷見市は、富山県北西部に位置する都市です。氷見市は、四季を通じて豊富な海の幸に恵まれる富山湾に面しています。富山湾は古くから「天然のイケス」と呼ばれ、氷見漁港は日本海側屈指の漁獲量を誇る漁場として栄えています。
また内陸側には氷見市を囲うように山があり、農業や酪農も盛んです。とくに富山県随一の肉牛の産地として、良質な肉質の「氷見牛」が人気です。
特産品
氷見市を代表する特産物はブリです。特に新鮮で脂ののった「ひみの寒ブリ」は全国ブランドとなっています。他にも氷見イワシ・白エビ・イカなど、1年中獲れたての海鮮物が楽しめます。
また肉質等級B3以上、霜降り度合いも3以上という高級和牛が「氷見牛」です。氷見牛のこぶ締めなどのご当地グルメも見逃せません。
世界でも珍しい景観
氷見の海岸線から、海越しに立山連峰を望むことができる景観は観光客に人気です。この世界的にも珍しい絶景は、氷見市内の各所から見ることができます。
中でもオススメは「阿尾城跡展望台」です。「阿尾城跡展望台」は戦国の時代に前田勢と佐々勢の合戦が繰り広げられた歴史ある場所です。
日本ではじめて調査された縄文・弥生時代を語る洞窟遺跡
縄文時代の住居だったという「大境洞窟住居跡 」は、波の浸食によって自然に形成された洞窟です。日本で初めて発掘調査が行われ、縄文時代や弥生時代の土器や陶磁器が数多く出土し、富山県を代表する遺跡です。