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中国地方最高峰の大山を冠する大山町(だいせんちょう)は、鳥取県西部に位置します。町名にもなっている大山は「角盤山」(かくばんざん)や「伯耆大山」(ほうきだいせん)とも呼ばれます。伯耆大山は、中国地方の旧国名「伯耆」に由来します。
特産品
鳥取県といえば、梨です。ところが、「梨」と一言にいっても、鳥取県では様々な品種の梨が生産されています。二十一世紀梨は店頭でよく見かけますが、返礼品では「なつひめ梨」や「あきづき梨」など、あまり馴染みのない品種を試すことができます。
大山山麓の美味しい空気や伏流水の恩恵を受け、のびのびと育てられた鳥取和牛。鳥取和牛の特徴は、その口どけの良さです。噛みしめるごとに牛肉本来の旨味が口いっぱいに広がります。
見どころ
養老2年(718)に開山された大山寺。正式名称は「天台宗別格本山 角磐山 大山寺」といいます。2018年には開山1300年を迎えました。境内には4つのお堂、山門、宝物館があります。下山観音堂の十一面観音菩薩像と阿弥陀堂は、国の重要文化財に指定されています。
所子地区は、大山北麓の扇状台地上に広がります。地区内を通る大山参詣道沿いには、近世から昭和初期にかけて建てられた建造物が多く残されています。中には重要文化財や県指定保護文化財などに指定されている建物もあり、伯耆地方の伝統的な農村地域の姿が見られます。