今回は、四季の移り変わりが楽しめる自然豊かなまち、新潟県南魚沼市役所の方にふるさと納税に関するインタビューをさせていただきました。豊かな自然が育むお米の魅力についてや、南魚沼市の見どころについてお伺いしました。
総務部 U&Iときめく課 まちづくり班
高橋 佳世(たかはし かよ)様
主に、ふるさと納税の事業者や商品の登録、事業者や返礼品の管理などを担当。
今回は、四季の移り変わりが楽しめる自然豊かなまち、新潟県南魚沼市役所の方にふるさと納税に関するインタビューをさせていただきました。豊かな自然が育むお米の魅力についてや、南魚沼市の見どころについてお伺いしました。
総務部 U&Iときめく課 まちづくり班
高橋 佳世(たかはし かよ)様
主に、ふるさと納税の事業者や商品の登録、事業者や返礼品の管理などを担当。
南魚沼市では、ふるさと納税の返礼品を開始したのが平成29年の6月からです。
市長が現在の林市長に代わったことがきっかけで、「自ら稼ぐ市」を目指す一環として、返礼品をお送りすることで地域産業振興と魅力発信のため、ふるさと納税に力を入れることになりました。
また、南魚沼市の特産品を全国の方にPRすることで、皆さんに南魚沼市を知っていただき、まちに足を運んでもらうきっかけにもなると思い、始めました。
まずは事業所が、ふるさと納税を販路の一つとして使えるようになったことです。今まで、インターネット販売をしたことがなかった事業所にも、市がやっていることならばということで参加していただく機会が増えました。
南魚沼地域全体としても、特産品、地場産品の魅力や、南魚沼のブランドとは何だろうと、今一度考えるきっかけになったのではないかと思っています。
南魚沼市では、寄付金の使い道についての7つのコースがあり、お申し込みの際に、寄付者に選択していただいております。
平成29年度は、保育園児の送迎用バスの購入費や、商業施設内にある子育ての駅「ほのぼの」という子どもたちの遊び広場の整備などに寄付金を活用いたしました。
平成30年度は、ふるさと納税のおかげで小中学校の全室エアコン整備を予算化することができました。
観光の面では、南魚沼市はスキー産業が盛んなので、石打丸山スキー場のモンスターパイプ(世界基準を満たし、世界大会ができるハーフパイプ)のナイター照明の整備、また、登山道の整備にも寄付金を充てさせていただきました。
これまで財源が足りなくてできなかった事業も多々ありましたが、ふるさと納税のおかげでそういったことに積極的に取り組むことができています。
コシヒカリは、甘みが強く、冷めても美味しいという特徴があるお米です。
魚沼産コシヒカリというのは、南魚沼だけではなく魚沼市や十日町市などの近隣周辺を含みますが、「南魚沼産コシヒカリ」は南魚沼市で作られたものです。
とくに南魚沼市は、盆地で米の美味しく育つ条件が揃っていて、お米がとても美味しいと評価されています。
平成31年2月に米の食味ランキングというもので、一番高い評価の特Aをいただきました。昔から農業が盛んな地域なので、農家さんが一生懸命作っているお米をぜひ皆さんに食べていただきたいと思っています。
ふるさとチョイスでは、お米を毎月お届けする「お米の定期便」があり、非常に人気があります。
雪を冷熱源として貯蔵した商品が、とくに注目をあつめています。南魚沼は豪雪地帯で、電気式冷蔵庫が普及する前から利用されているエコな保存方法です。
温度が常に一定で、熟成が進みやすい雪室の中で保存された、お米や野菜、お肉などの商品があり、南魚沼市として今後さらに推していきたいと思っています。
浦佐地域の八色地区を中心に栽培されている、貴重なスイカです。
八色スイカはとても糖度が高く、美味しいスイカです。時期のものなので、夏場にはぜひオススメしたい商品です。
南魚沼市の返礼品一覧はこちら
冬の一番のオススメはウィンタースポーツです。市内には、スキー場が10箇所あります。ウィンタースポーツを楽しんでいただき、そのあと地元の温泉に入るという流れがとくにオススメです。
四方を山に囲まれた地域なので、春になれば、八海山などでトレッキングや山菜採り、カタクリの観賞、登山を楽しむことができます。
南魚沼市は四季がはっきりしていて、春は雪解けで田植えが始まり、夏は田んぼの緑が美しく、秋は稲穂が金色になり紅葉が広がって、冬は真っ白な雪景色、と一年を通して景色の移り変わりや豊かな自然を感じられる地域です。
そんな美しい四季の移り変わりを、ぜひ、南魚沼市で感じていただきたいです。
東京からでも新幹線で1時間半くらいで来ることができるところなので、ぜひお越しいただければと思います。
実際に、観光名所や美味しいご飯を食べていただいて、南魚沼の魅力を感じていただければ嬉しく思います。
今回のインタビューでお伺いした、今注目の、雪室貯蔵というシステムが気になりました。雪室で保存することで、お米の味が落ちず、新米の美味しさを楽しめるのだそうです。野菜に関しては、ジャガイモは甘みが増し、根菜は苦みやえぐみが減るのだとか。
雪を利用するのでエコにも繋がり、食材を美味しく保存することができるとは画期的な仕組みですよね。
美しい四季の移り変わりをはっきりと感じられる南魚沼市に、皆さんも一度足を運んでみてはいかかでしょうか。冬にはウィンタースポーツ、夏には美味しいスイカをいただいたりと、季節によって、さまざまな南魚沼市の魅力を堪能できますよ。