ふるさと納税は制度上は1月1日〜12月31日まで、1年中いつでも申し込みできます。
ただし2026年10月の制度改正を控えた今は、改正前の「9月末まで」に動いておくと得になりやすい状況です。
この記事では、2026年のふるさと納税を「いつまでに・何をすればいいか」を時期別にわかりやすく解説します。
これから寄付する方向けに、年間スケジュールと各手続きの期限、ワンストップ特例制度の書き方・ダウンロード方法もまとめています。
ふるさと納税いつまで?2026年の期限と9月末までの駆け込み需要を解説
ふるさと納税の基本
ふるさと納税はいつまで?2026年は「9月末まで」の駆け込みがお得
ふるさと納税の申し込み期限は毎年12月31日23時59分で、1年中いつでも寄付できます。
ただし、2026年10月に制度改正が予定されているため、「9月末までに動いたほうが得」です。
駆け込む理由1:10月から「6割ルール」が段階的にスタート
2026年10月から、ふるさと納税の募集にかけられる経費のルール(通称「5割ルール」)が段階的に厳しくなり、2026年10月はその第一段階にあたります。具体的には、寄付額のうち経費に使える割合の上限が、50%から47.5%へ引き下げられます(=地域のために使う割合が50%→52.5%以上へ引き上げ)。
経費に使える割合が下がるということは、返礼品にかけられる原資も抑えられる方向ということです。この基準は今後さらに段階的に厳しくなる予定のため、返礼品の”実質的なお得度”(還元率や内容量)は、年々少しずつ下がっていく方向と見られます。
つまり、同じ寄付額でも、早い時期・早い年のほうが良い返礼品を受け取りやすいということです。だからこそ、改正の第一段階が始まる2026年10月より前=9月末までに寄付を済ませておくと有利になりやすいのです。

駆け込む理由2:9月末で受付終了する人気返礼品も
今年10月から返礼品の「地場産品基準」がより厳格になるため、9月末に受付終了する返礼品が多数あり、人気返礼品も含まれます。

駆け込む理由3:今ならお得なキャンペーンが複数存在する
ふるさと納税のポイント還元は2025年10月から廃止になりましたが、実はチャージ型サービスの増量キャンペーンや、決済手段によるポイント還元は今も有効です。この抜け道が存在しているうちに寄付を済ませることをおすすめします。
「ふるなびマネー」最大20%増量キャンペーン
「ふるなび」は、ふるさと納税サイトふるなびでの寄付申込やそれ以外の施設などでも使える「ふるなびマネー」が最大20%増量するキャンペーンを実施しています。
マネーのチャージ時にはクレジットカードを利用できるので、クレカのポイントも合わせて獲得できます。

毎月5と0がつく日は楽天カード決済で最大7%還元

画像出典:楽天カード
楽天カードを使って「5か0がつく日」に楽天ふるさと納税で寄付を行うことで、最大7%分のポイント還元を受けることができ、ふるさと納税の寄付も対象となっています。
(楽天カードの分割払いの場合。一括払いの場合は3%還元)
そして火曜日と木曜日は1%加算されるので、最大8%還元となります。

他にも複数のお得なキャンペーンが存在します。詳しくは下記記事も合わせてご覧ください。

駆け込む理由4:物価高で、時間が経つほど返礼品は「値上げ・内容量減」の方向
制度改正とは別に、物価高・送料や原材料費の上昇という要因もあります。時間が経つほど、同じ返礼品でも必要な寄付額が上がったり、内容量が見直されたりする傾向があります。この点でも、寄付を先延ばしにするより、早めに寄付先を決めておくほうが受け取れる価値は大きくなりやすいと言えます。
自己負担2,000円・控除の上限は変わらない
改正と聞くと不安になるかもしれませんが、自己負担額2,000円や、控除上限額(限度額)の計算方法そのものは、2026年は変わりません。
制度がなくなるわけでも、10月以降に寄付したら損をするわけでもありません。「同じ寄付をするなら、早いほうが少し得」という話です。急ぐ必要はありませんが、還元率や品ぞろえを重視するなら、9月末までに寄付先を決めておくと安心です。
まずは、ご自身がいくらまでお得に寄付できるかを確認しておきましょう。
【2026年版】ふるさと納税の年間スケジュール
2026年にこれからふるさと納税をする方は、以下の年間スケジュールを押さえておきましょう。ふるさと納税は1月1日〜12月31日までいつでも申し込みが可能です。制度上、年末に駆け込む必要はありませんが、前述のとおり還元率・品ぞろえを重視するなら改正前の9月末までがおすすめです。
- STEP1ふるさと納税の寄付2026年12月31日23時59分まで(還元率重視なら9月末までがおすすめ)
ふるさと納税サイトからの申込みの締切ではなく、「ふるさと納税の寄付の完了(寄付金を支払う行為の完了)」の締め切りなので注意が必要です。
後日郵送で受け取る「寄付金受領証明書」に書かれている日付が寄付日となります。 - STEP2Aワンストップ特例制度の申請書2027年1月10日必着
各自治体に書類が到着する必要があるため、1月7日までにポストに投函すると安心です。 - STEP2B確定申告2027年3月15日頃まで(予定)
確定申告で寄付金控除を申請する人は、例年3月15日前後が確定申告の期日です。
ワンストップ特例制度を利用する方は気にしなくて良いです。 - STEP3住民税決定通知書で確認2027年6月頃
ふるさと納税の寄付金がしっかり控除されたか確認するための「住民税決定通知書」が届くタイミングです。

「ふるさと納税の寄付」の期限

ここからは、ふるさと納税の各手続きの詳細について解説していきます。まずは「寄付」の締め切りについてです。
ふるさと納税 支払方法別の締め切り日
ふるさと納税はその年の12月31日の23時59分まで受け付けています。
しかし、これはふるさと納税サイトからの申込みの締切ではなく、「ふるさと納税の寄付の完了(寄付金を支払う行為の完了)」の締め切りとなっているので注意が必要です。
たとえば、次のような条件が支払いの完了となります。
- クレジットカード支払い:クレジットカードの支払いがオンライン上で手続き完了
- コンビニ支払い:コンビニの店頭での支払いの完了
- 銀行振込:自治体の銀行口座への着金
そのため、銀行振込の場合はメガバンクの年内の当日振込の最終締切である12月30日15時、クレジットカードやコンビニ支払いは12月31日23時59分が締切となります。
また、携帯電話のキャリア決済についても、12月31日の23時59分となります。
しかしこれはあくまでもギリギリの期限であり、余裕を持った利用をオススメします。銀行の振り込み受付やクレジットカード等のオンラインでの支払いについてもシステムのエラーや遅延により、やり直しを余儀なくされたり、数十分の遅延がおきたり等が十分に想定されるため、遅くとも締切日の午前中には完了させると良いでしょう。
寄付ができたかを確認する手段は「寄付金受領証明書」
年内に寄付が完了したかを確認する方法は、後日寄付を行った自治体から送られてくる「寄付金受領証明書」を見ることです。
そこに記載されている日付が、自治体が正式に認めた「寄付を受けた日付」となります。この日付がその年の12月31日以前であれば、問題なくその年のふるさと納税としてカウントされます。
もし間に合わなかったらどうすればいいの?まずは「自治体に確認」
後日受け取った「寄付金受領証明書」の日付が翌年の1月になっている場合は、年内のふるさと納税に間に合わなかったということになります。
この際は、落ち着いてまずは寄付を行った自治体に問い合わせることをオススメします。
そして、自分自身が寄付を行った方法や日時を説明して、寄付金の受領日に誤りがないかを確認してもらってください。
もし、寄付金の受領日に誤りがなく翌年の扱いとなった場合でも、その寄付は翌年分のふるさと納税の寄付として有効です。寄付金が無駄になることはありませんのでご安心ください。
ふるさと納税「ワンストップ特例制度の申請書」の期限

ふるさと納税は「寄付」をしたら終わりではありません。
寄付をしたことを所定の手続きで届け出ることにより、控除の対象となります。
届け出の方法は「ワンストップ特例制度の申請書の送付」または「確定申告」によって、行います。
ワンストップ特例制度を利用できる人は次の2つの条件をどちらも満たす人になります。
- 寄付している自治体が5自治体以下
- ふるさと納税以外の理由で確定申告をする必要がない
ワンストップ特例制度を利用する場合は、寄付した自治体に翌年の1月10日必着で申請書を送付する必要があります。
申請書は原則、ふるさと納税の寄付金受領書と一緒に自治体から送られてきますが、申請書の送付を行っていない自治体や年始のため送付が遅れる場合があります。その際は、ワンストップ特例制度の申請書を印刷して記入の上、自ら送る必要があるので注意が必要です。
ふるさと納税 ワンストップ特例制度の書き方
ワンストップ特例制度の詳細や申請書の書き方についてはこちらの記事でも解説しています。

ワンストップ特例制度の申請書をダウンロードする方法
ワンストップ特例制度の申請書はこちらからダウンロードすることができます。
また、送付先は各自治体の公式HPや、窓口に問い合わせることで確認することができます。
1月10日必着のため、1月7日には自治体から申請書が届いているかを確認した上で、届いてなければご自身で印刷した上で記入、1月7日にはポストへ投函すれば、1月10日には間に合うでしょう。
1月6日:ワンストップ特例制度の申請書の準備(自治体から届かない場合は印刷して準備)
1月7日:ポストに投函
1月10日:自治体に到着(必着)
「特例申請受付書」で申請書が無事受け付けられたかを確認
ワンストップ特例制度の申請書を送ると後日、「特例申請受付書」が各自治体から自宅に届きます。これをもって、申請が無事受領されたことがわかります。
しかし、一部の自治体は「特例申請受付書」を発行していません。
そのため、まずは2週間程度待ち「特例申請受付書」が送られてくれば内容を確認、送られてこない場合は自治体に問い合わせをすると良いでしょう。
翌年6月に「住民税の決定通知書」を確認
ふるさと納税を行った翌年6月に控除額が差し引かれた「住民税の決定通知書」が現住所を所轄する自治体から届きます。
控除限度額内の寄附であれば、寄付金額から2,000円を引いた額が本来納める住民税から引かれているはずです。
住民税決定通知書でふるさと納税の控除を確認する方法についてはこちらの記事も合わせてご覧ください。

ふるさと納税「確定申告」の期限
確定申告で寄付金控除を申請する場合、その年に寄付した分を、翌年の2月16日〜3月15日頃に申告します。2026年に寄付した分は、2027年3月15日頃が期限(予定)です。
以下に該当する方は、ワンストップ特例制度ではなく確定申告が必要です。
- 6自治体以上に寄付した方
- ワンストップ特例制度の申請期限(1月10日)に間に合わなかった方
- 医療費控除や住宅ローン控除など、他の理由で確定申告が必要な方
確定申告の期限に間に合わなかった場合(2025年分の方など)
2025年分の確定申告期限(2026年3月16日)を過ぎてしまった方も、「期限後申告」として確定申告書を提出することは可能です。寄付金控除の申告をしないままだと控除が受けられないため、遅れてでも申告することをおすすめします。
ただし、期限後申告の場合は無申告加算税(原則として納付すべき税額の5〜15%)が課される場合があります。また、本来の納付期限を過ぎた分については延滞税も加算されます。ふるさと納税の寄付金控除のみで追加の納税が発生しないケースでは、これらのペナルティは実質的にかからない場合もありますので、ご自身の状況を確認の上、早めに手続きを行いましょう。
なお、ワンストップ特例制度で一部の自治体は申請済みで、一部は間に合わなかったという場合、確定申告を行うとワンストップの申請はすべて無効になります。確定申告では、ワンストップ申請済みの自治体を含むすべての寄付先を漏れなく申告してください。
確定申告の手順や書き方の詳細は、以下の記事をご覧ください。

【気になる点】2026年の制度改正で「上限」や「ポイント」はどうなる?
2027年から「193万円上限」の導入(高所得者限定)
ニュースで話題になる「特例控除の193万円上限」は、合計所得金額が非常に大きい(給与収入1億円相当以上の)超高所得者のみが対象とされています。一般的な会社員・世帯にはほぼ影響しませんので、大多数の方は今まで通りご自身の限度額の範囲で寄付すればOKです。ご自身の上限額はシミュレーターで確認できます。
返礼品とあわせてもらえた「ポイント」は終了済み
楽天ポイントなど、ふるさと納税サイト側が付与していたポイントは、制度上すでに付与できなくなっています。しかし、一部抜け道も用意されています。

ふるさと納税に関する「いつまで」のよくある質問
Q. ふるさと納税は9月までにした方がいい?
A. 制度上は12月31日まで1年中いつでも寄付できます。ただし2026年10月に制度改正が予定されており、時間が経つほど返礼品の”実質的なお得度”は下がっていく方向です。還元率や品ぞろえを重視するなら、改正前の9月末までに寄付先を決めておくと安心です。
Q. 12月にふるさと納税をしても間に合う?
A. 12月31日23時59分までに寄付(支払い)が完了すれば、その年分として間に合います。ただし年末はサイトが混雑し、人気の返礼品が品切れになりやすいほか、決済の遅延リスクもあります。遅くとも12月半ばまでの完了がおすすめです。
Q. 確定申告やワンストップの期限が過ぎたら控除は受けられない?
A. ワンストップの期限(1月10日)を過ぎても、確定申告(期限後申告を含む)をすれば控除は受けられます。確定申告期限(3月15日頃)を過ぎた場合も「期限後申告」が可能です。詳しくは確定申告のセクションをご覧ください。
Q. ふるさと納税は年末にしかできない?
A. いいえ、1月1日から12月31日まで、1年中いつでも申し込みが可能です。年末は駆け込みで混雑し品切れも起きやすいため、余裕をもって早めに申し込むのがオススメです。
Q. 住民税決定通知書はいつ届く?届いたら何を確認すればいい?
A. 毎年6月頃に届きます。届いたら「税額控除額」の欄にふるさと納税の控除額が記載されているか確認してください。控除限度額内の寄附であれば、寄付金額から2,000円を引いた額が控除されているはずです。詳しい確認方法はこちらの記事もご覧ください。
ふるさと納税は「早め」が安心。改正前の今のうちにチェックを
ふるさと納税の手続きは、決して難しいものではありません。制度上は12月31日まで1年中いつでも寄付できますが、2026年10月の制度改正や物価高を踏まえると、還元率・品ぞろえを重視するなら改正前の9月末までに動いておくと得になりやすい状況です。
2025年に寄付した方は、6月頃届いた「住民税決定通知書」で控除額を忘れずに確認してください。2026年のふるさと納税をこれから始める方は、まずは限度額を確認し、早めに寄付先を決めておくのがオススメです。
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申し込み手続きの回数を極力減らしたい方には、一度の申込で複数回届く定期便がオススメです。
