神奈川県の西部に位置し、温暖な気候で、海や山など、豊かな自然に囲まれた小田原市。
歴史ある城下町としても知られており、観光スポットとしても人気の街です。
今回は小田原市役所の方に、ふるさと納税オススメの返礼品や小田原市の魅力について伺いました。
小田原市役所 広報広聴課 都市セールス係
ふるさと納税の企画立案だけでなく、SNSを利用したPR活動、移住相談の窓口も担当しています。「小田原のチカラ」というブランドロゴの作成も行いました。
黄色：海に臨む段々畑の片浦レモン
青：高台から眺める相模湾の2色の海と空
ピンク：曽我梅林に咲く梅の花
緑：足柄平野や山あいに広がる田畑
オレンジ：神奈川県一の収穫量を誇るみかん
灰色：小田原のシンボル小田原城
白×ピンク：多くの老舗が作り続けているかまぼこ
黒×オレンジ：伝統の小田原ちょうちん
水色：西に臨む箱根連山と青い空
小田原市は歴史的な街でありながら、海・山といった自然や、多彩な食文化など魅力的な資源が沢山あります。そういった資源を使って小田原市をPRすることが、都市セールスの観点から有効と考え、ふるさと納税の取り組みをはじめました。
小田原といえば「小田原城」というイメージをもたれる方が多いのですが、ふるさと納税をきっかけに、城だけでなく伝統的な産業、自然環境や、食といったものもPRできていると実感しております。
事業者間でも、交流が活発になり、返礼品を通じて「地域をPRしたい！」という機運が高まってきました。インターネット上ではどのような魅せ方が効果的なのか話し合ったり、返礼品の写真の撮り方や紹介文の書き方など、寄附者の方に伝わるよう、小田原市と各事業者で日々研究しております。
小田原市は、「福祉・医療に関する分野」「暮らしと防災・防犯に関する分野」「子育て・教育に関する分野」「地域経済に関する分野、歴史・文化に関する分野」「自然環境に関する分野」「都市基盤に関する分野」「市民自治・地域経営（行政サービス）に関する分野」「市長にお任せ」の９つの項目から、寄附者の皆さんに寄附金の使い道を、選んでいただいています。
平成29年度にいただいた寄附につきましては、防災関連事業・学校づくり・環境再生活動推進事業・がん検診事業・地域コミュニティ推進事業等に活用させていただきました。
名産の小田原蒲鉾だけでなく、梅干、お肉やみかんなどの柑橘類が人気です。また、木工製品や鋳物などの伝統的な技術を使用した産品も多くの方がリピートで申し込まれています。宿泊、ダイビングや、ゴルフなどの体験型の返礼品も人気です。
小田原市の返礼品一覧はこちら
近隣に箱根町をはじめとした観光地が多いということもあり、外国人観光客も多く滞在する街でもあります。外国人の方からは、小田原には富士山の景色や、建築物などの日本文化、お城や自然など、「日本の素晴らしい部分が凝縮されている」と大変好評です。
一番の人気スポットである小田原城も、春夏秋冬でそれぞれ印象が変わります。一度いらっしゃったことがある方も、今度は別の季節にぜひ足を運んでいただきたいです。また違った小田原城の景色が楽しめます。
また、海がすぐ近くにあるということも、魅力のひとつです。いわゆる湘南の海とは少し雰囲気が違い、落ち着いた海です。散歩をする方や、写真を撮りに来る方、ハンモックやアウトドア用の椅子などを持ち込んで遊ぶ方など、それぞれ思い思いの時間をお過ごしいただけます。
小田原市は小田原城を中心とした観光地として多くの方に認知されておりますが、居住地としても非常に魅力的な街です。多くの鉄道路線が乗り入れ、東京まで新幹線で約35分の小田原駅など、都心や近隣の観光地へのアクセスも抜群です。それでいて、海や山といった自然が街に近く、自分らしい生活スタイルを実現することができる街です。
住んでいる方、移住されている方からも口をそろえて「ちょうど良い街」と言っていただけるように、自然環境と都市機能と歴史が調和していることがわかります。市内を歩けば、そのたびに新たな発見がある街、小田原。ふるさと納税が、そんな不思議な魅力のある街・小田原を知るきっかけとなれば幸いです。
都内からのアクセスもよく、気軽に観光できる小田原市は、私も度々訪れたくなる街の一つです。新鮮な海の幸を堪能したり、歴史を感じながらまち歩きを楽しんだり、見所も多く、ぶらりと訪れても十分に楽しむことができます。
またふるさと納税の返礼品では、特産品をはじめ、ダイビングやゴルフ、宿泊券など小田原ならではの体験やサービスなども多数用意されています。海あり、山あり、城ありの小田原市に、一度訪れてみてはいかがでしょうか？
