長野県の北東部に位置する中野市は、市の中心部を千曲川が流れ、東方には志賀高原、西方には北信五岳が一望できる景色に恵まれた地です。
気候は、四季の変化に富んだ内陸性気候で、昼夜の気温差が大きいうえに、降水量は全国平均よりも少なく、果樹栽培に適しています。
肥沃な土地と豊富な水資源に恵まれているため農業が盛んで、りんごやぶどうなどのフルーツは全国でも有数の品質と生産量を誇っています。
そんな中野市の魅力を、ふるさと納税から見てみましょう。
中野市 経済部 営業推進課 観光交流係
久保 英梨香 （くぼ えりか）さま
農産物で中野市をＰＲ！
中野市の魅力のひとつである農産物を、全国のみなさんに知っていただきたいと思ったのがきっかけです。現在は、返礼品が約200種類で、返礼品を通じて中野市を知ってもらえることにつながっていると考えています。
中野市の認知度の向上や、りんごやぶどうをはじめとしたフルーツ類など、特産品の消費拡大と地域の活性化につながっていると感じています。
また寄附をいただいた方から「一度行ってみたい」というメッセージをいただくこともあり、嬉しいですね。
中野市では、いただいた寄附金は「環境保全」「都市基盤整備」「教育関係」「文化振興」「医療・福祉」「産業振興・市民交流」「スポーツ振興」など幅広い分野に有効活用させていただいております。
その時に住民が一番必要としていることにダイレクトに活用できますので、ありがたいですね。
中野市で一番人気のりんごは、良質で、糖度の高いりんごが自慢です。夏と冬の気温差はとても大きく、昼夜の寒暖差も激しい中野市の気候が、おいしいりんごを提供できる秘訣です。
とくにみつがたくさん入った「ふじ」が人気です。りんごを選んだ方からは、みつが入っていて美味しいという声をたくさんいただいていて、リピーターになってくださる方もたくさんいます。
りんごだけでなく秋にはぶどうも人気ですね。ここ最近の一番人気はシャインマスカットです。皮ごと食べられ、ぷりっぷりの実が、かんだ瞬間にはじけてジューシーで上品な甘さと香りが口の中に広がります。一度食べたらやみつきになること間違いなしです。
他にも桃やりんごジュースもおいしいと評判で人気があります。
長野県名産のお蕎麦も安定的に人気がありますが、他にきのこ類もあります。
とくに最近は、エノキタケをミキサーでペースト状にし、煮出して凍らせた「えのき氷」がテレビでも取り上げられ、注目を集めています。だしの代わりに使われるなど、その用途は多岐にわたります。
また、えのき氷は、ダイエットや肥満改善などに効果があるといわれており、健康を心がけている方にはとてもオススメです。
ぜひ本場のおいしいえのきで作った本物のえのき氷をお試しください。全然違いますよ。
中野市の返礼品の一覧はこちら
中野市は全国的に唱歌のふるさととして有名です。「シャボン玉」や「てるてる坊主」などを作曲した、日本のフォスターとも呼ばれた中山晋平や、「ふるさと」を作詞した国文学者、高野辰之の生まれ故郷で、それぞれの記念館があります。
「ふるさと」の歌詞にある、「かの山」「かの川」は中野市にある山や川を指しているとも言われています。
初夏と秋にはバラ祭りが開催され、全国から多くの方に来ていただいています。
中野市内の一本木公園は別名「バラ公園」とも呼ばれるバラの名所です。
バラまつりの期間中は、まち中がバラ一色に染まります。ぜひ、ご覧ください。
若い方を中心に 果物狩りが人気です。自ら収穫した旬の味覚を、存分に味わうことができます。また、自然の中で、コミュニケーションをとりながら収穫できるのも、果物狩りの醍醐味ではないでしょうか。
中野市のご当地グルメは、秘伝のタレをつけて食べる「つけ焼きそば」です。地元の人たちにはソウルフードですね。きのこがいっぱい入った焼きそばで、普通の焼きそばのようにソースを混ぜ合わせたものではなく、秘伝のタレに野菜や麺をつけていただきます。
豊かな自然、美しい山々、日本のふるさとの原風景が今も広がる一方、市街地にはスーパーやホームセンターなど、大規模店舗や病院もたくさんあります。高速道路のインターも２つあり、新幹線の駅も近くにあります。田舎ながらも生活に不便がない「ちょうどいい田舎」です。
今後は、自慢のりんご・ぶどう・もも・さくらんぼのほか、全国有数の品質と生産量を誇るきのこなど、魅力がつまった中野市の返礼品を増やしていきたいと思っています。
農家さんも、事業者さんも、そして私たちも力を合わせてがんばっていますので、ぜひ、一度味わってみてください。
また、果物狩りなどのレジャースポットもありますし、地理的に善光寺や志賀高原など観光地にも囲まれていますので、ぜひ遊びに来てください。
