今回は、ほっき貝水揚げ量日本一の北海道のまち、苫小牧市役所の方にふるさと納税に関するインタビューをさせていただきました。
ふるさと納税の効果・寄付の使い道についてや、苫小牧市で楽しめる豊かな自然や特産品についてなどをお伺いしました。
総合政策部 政策推進室 政策推進課
辻 寛太(つじ かんた)さま
ふるさと納税の業務に加えて移住定住業務、先進技術と地元の企業をつなぐイノベーションマッチング事業をご担当。
今回は、ほっき貝水揚げ量日本一の北海道のまち、苫小牧市役所の方にふるさと納税に関するインタビューをさせていただきました。
ふるさと納税の効果・寄付の使い道についてや、苫小牧市で楽しめる豊かな自然や特産品についてなどをお伺いしました。
総合政策部 政策推進室 政策推進課
辻 寛太(つじ かんた)さま
ふるさと納税の業務に加えて移住定住業務、先進技術と地元の企業をつなぐイノベーションマッチング事業をご担当。
ふるさと納税制度は、市が取り組んでいる事業や、地場産品をPRするには良い機会だと考えました。また、財源確保の手段として有効であるため、力を入れようと思いました。
財源の確保はもちろんですが、地元の企業の販売促進も進んでいます。
苫小牧市の平成30年度の1件あたりの寄付金額は、およそ1万4,000円になっています。他の自治体に比べ1件あたりの寄付額は少ないですが、その分、寄付をしてくれる人が多くいるということになります。ふるさと納税を通じて、苫小牧市に奉仕していただく方が多くなったことが、効果の一つです。
また、苫小牧市に数多くあるゴルフ場の利用券を使って、実際に苫小牧市に訪れていただく方が多くなっています。
寄付者様に寄付の申込書を書いていただく際に、地元雇用の拡大、社会環境の整備、移住促進、地域ブランド力の向上、これら4つの使い道から選択していただいています。
「地元雇用の拡大」では、地元企業と学生とのつながりを強化して、市内在住若者の雇用機会の拡大や、学生と地元企業の縁づくりの促進、創業支援などの事業を行っています。
「社会環境の整備」では、子育てしながら仕事を続けられるように、仕事と子育ての両立支援事業など、実際に子育てがしやすい環境を実現する支援を行っています。
「移住促進」については、地元の魅力を強化して暮らしやすさを発信するために苫小牧出身者の方にインタビューをして発信する、ネットワーク化支援事業を行なっています。
また、市内に来られた方に、苫小牧市の魅力を伝えるプログラムをご用意して、市の職員が観光場所を説明したりご案内するという取組を、現在企画中です。
ウトナイ湖はラムサール条約の登録湿地になっていて、苫小牧市の豊かな自然が満喫できます。市の鳥に指定されている白鳥などの野鳥が見られるなど、バードウォッチング好きの方々に大変人気のあるスポットです。
また、新千歳空港が近いことから、トイレ休憩などで立ち寄られる方が多いので、そこで少し休憩していただいて、楽しんでもらえる場所にしようということで、平成31年3月に、展望台がオープンしました。
展望台からは、ウトナイ湖を一望できます。ぜひお立ち寄りいただきたいスポットです。
苫小牧市はほっき貝の水揚げ量が日本一です。ぷらっとみなと市場では、苫小牧市のご当地グルメの「ほっきカレー」をいただくことができます。
昼時には行列ができるほど人気があります。海産物や野菜なども購入することができるので、食を楽しむにはぷらっとみなと市場がオススメです。
毎年2月に開催される冬のお祭りです。ドラム缶の上で焼くジンギスカン「しばれ焼き」が大人気となっております。
寒いところで食べるジンギスカンもまた格別です。他ではなかなか体験できないことだと思うので、ぜひ遊びに来ていただければと思います。
今回のインタビューで、「ふるさと納税をやっていく中で、他の自治体さんと類似する商品もあると思うので、いかに市としての特別感を感じてもらえる商品にするか、苫小牧市の特色を考えたり工夫した」というお話をお聞きしました。
苫小牧市のふるさと納税担当者の方々のこういった尽力があってこそ、寄付件数の年々増加に繋がっているのだと感じました。
また、とまこまいスケートまつりで楽しめる「しばれ焼き」がとても気になりますね。冬の北海道で、外でジンギスカンを食べるなんて他では聞いたことがありません!ぜひ注目したいイベントです。
苫小牧市は新千歳空港から近く、道外からの観光にもアクセスしやすいですよ。北海道に訪れる際には、足を運んでみてはいかがでしょうか。