首都圏からの交通が便利なのに大自然が満喫できる長野県には、ハイキングにツーリングにキャンプにと大人気スポットがたくさんあります。
そんな長野県の魅力を家に居ながらにして感じることができるのが、ふるさと納税ですよね。自慢の返礼品の数々から、長野県の魅力を探っていきましょう。
長野県庁 総務部 税務課 総務係 ふるさと納税担当さま
首都圏からの交通が便利なのに大自然が満喫できる長野県には、ハイキングにツーリングにキャンプにと大人気スポットがたくさんあります。
そんな長野県の魅力を家に居ながらにして感じることができるのが、ふるさと納税ですよね。自慢の返礼品の数々から、長野県の魅力を探っていきましょう。
長野県庁 総務部 税務課 総務係 ふるさと納税担当さま
長野県がふるさと納税制度の利用を開始したのは、平成20年1月1日のことでした。当初は返礼品数もあまり多くはありませんでしたが、ふるさと納税制度の認知と人気の高まりとともにその数も増え、2019年現在では300品目以上もの返礼品があります。
また、プロモーションの面でも平成28年度よりふるさと納税サイト「さとふる」に業務委託を開始し、利用者が飛躍的に伸びました。実際に平成27年度と28年度を比べると、寄附金額は約2倍になり、その後もお陰様で順調に右肩上がりで伸びています。
ありがたいことに長野県ではふるさと納税は寄付金額だけでなく、件数も伸びています。それだけ長野県に寄附してくださる方の裾野が広がってきているのではないでしょうか。
やはり長野県の返礼品は、特産の果物がたくさんの支持をいただいているのではないかと思います。りんご、なし、ぶどう、ジュースなど品目も多く、気に入ってリピーターになってくださっている方も多いように思います。
いただいたふるさと納税寄付金の使い道には、「教育・人づくり」「観光・移住・交流促進」「自然・環境保全」「産業振興」の4つの柱があります。
教育・人づくりに関しては、信州やまほいく普及促進のための情報発信や、県内大学生の海外インターンシップの補助など、ここ長野で、そして世界で活躍できるような人材育成を目指しています。
自然に恵まれた長野県には多くの観光客が訪れますが、 山岳遭難救助隊の装備の高度化や首都圏での移住セミナーの開催など、より長野県の魅力を発信し、安全に、そして快適に楽しんでいただけるようにふるさと納税寄付金は活用させていただきます。
その一方で大切な自然資源を守り、後世に伝えていくことも私たちの務めですから、生息数の減少が著しいライチョウの保護や自然公園の整備も行いたいと考えています。
産業振興に関しては、長野県の地場産業をさらにもり立てるために、県育成酒米を使用し鑑評会金賞を目指す酒蔵への支援費用や、首都圏での県産畜産物のPR・魅力向上事業に活用していきます。
平成30年度を例にとると、100を越える事業にふるさと納税寄付金は有効活用されました。長野県は伝統的に教育に力を入れています。また、登山などアウトドアレジャーも非常に盛んですので、こういった私達の取組に賛同し、寄附をしていただく方もたくさんいらっしゃいますので、嬉しいですね。
長野県のりんごはすでにとても有名だと思いますが、一口にりんごと言っても、サンふじ、シナノゴールド、シナノスイート、秋映(あきばえ)など、多くの品種があります。
りんごが好きな方には、さまざまな種類を食べ比べていただいてぜひご自分のお気に入りを見つけていただきたいですね。
生のりんごも人気ですが、りんごジュースもとても人気です。
長野県の気候は標高が高く昼夜の寒暖差が大きい上に、雨が少なく日照時間が長いのが特徴です。実はこれは、ワインにするためのブドウ栽培には最適な条件の数々を兼ね備えているのです。
そんなおいしいブドウを使用したワイナリーが県内には多くあり、それぞれ腕を凝らした国産ワインを製造しています。
「国産のワインなんて、どうせ海外に比べたら味は落ちるでしょ?」と飲まず嫌いをされているワイン好きの方にこそ、ぜひその実力を味わっていただきたいですね。
長野県は農業研究が盛んなので、この地からは多くの新品種の農作物が生まれました。
平成30年には、新たに赤い皮ごと食べられる甘みのとても強いぶどう「クイーンルージュ※」がデビューしましたが、他にも濃い紫色の大粒ブドウ「ナガノパープル」など、多くの種類がありますので、従来の品種とあわせ楽しみが広がりそうです。
※クイーンルージュの本格出荷は2022年から。
長野県の返礼品の一覧はこちら
自然豊かで美しい長野県には多くの観光スポットがあります。四季それぞれの美しさが存分に楽しめるのが長野県のいいところですが、とくにオススメしたいのが現在開催中の「信州花フェスタ」ですね。
北アルプスの裾野に広がる松本平では、メイン会場となる長野県松本平広域公園(信州スカイパーク)だけでなく、多くの場所に季節の花が咲き乱れ、その中で思う存分花が運んできてくれる幸せを堪能していただけます。
とくにこの信州花フェスタの時期の長野県は感動的なまでに美しく、一年の中でも素晴らしい季節ですので、ぜひ訪れていただければと思います。
豊かな四季と自然に恵まれている長野県ですから、首都圏からの交通アクセスも整っていますので、ぜひお越しいただいて、季節ごとの楽しみをみつけていただきたいですね。
その入口として、長野県に興味を持っていただき、その取組を知っていただけるという面では、ふるさと納税は大いに役立っていると思います。
長野県は時代に合わせてこれからも進歩していく県です。
たとえば2019年度より、3つのクラウドファンディングに挑戦しています。
1つめは高校生などの学生に海外留学をしてもらう「信州つばさプロジェクト」。
2つめはアートに触れる機会が少ない 児童養護施設の子どもにアートのプレゼントをする「信州アートサンタプロジェクト」。
3つめは2020年にリニューアルオープンする信濃美術館に展示する美術品の購入です。
こういった取組にも、ぜひふるさと納税のご寄付は活用させていただきたいですね。
「兎追いしかの山 小鮒釣りしかの川」と歌われる唱歌「故郷」。
これは長野県生まれの作詞者が故郷を想って書いたものなのだそうです。
豊かな自然に恵まれただけでなく、その自然に感謝し、自然とともに生きていく長野の人々の生活は、まさに言葉通りのナチュラルライフ。
東京から近いし、行ってみたくなりました!