世界自然遺産に指定された知床半島の南側に位置する、北海道羅臼町。
漁業を中心とした自然豊かな「世界自然遺産と水産業のまち」です。
今回は羅臼町役場の方にふるさと納税に関するインタビューをさせていただきました。
人気の返礼品をはじめ、羅臼町の魅力についてもお伺いしました。
産業創生課 まちづくり部門 ふるさと納税担当 今泉様
寄付金の受付、梱包、発送業務を除くすべての業務を職員が担当。事業者と共に返礼品の開発、提案を行う。
世界自然遺産に指定された知床半島の南側に位置する、北海道羅臼町。
漁業を中心とした自然豊かな「世界自然遺産と水産業のまち」です。
今回は羅臼町役場の方にふるさと納税に関するインタビューをさせていただきました。
人気の返礼品をはじめ、羅臼町の魅力についてもお伺いしました。
産業創生課 まちづくり部門 ふるさと納税担当 今泉様
寄付金の受付、梱包、発送業務を除くすべての業務を職員が担当。事業者と共に返礼品の開発、提案を行う。
羅臼町は、世界自然遺産「知床」の東側に位置する町です。当初より、雄大な自然、豊かな海が育む新鮮な魚介類のある羅臼町を広くPRしたいとの思いがありました。
羅臼町の魅力を感じてくださっている「羅臼ファン」の方は、全国各地にいらっしゃいます。遠くに住んでいても、まちづくりに参加することができる本制度の趣旨に共感し、平成27年12月より運用を開始しました。
羅臼町では、行政と寄付者、返戻品を取り扱う事業者が一体となったまちづくりを目指しています。
ふるさと納税制度を取り入れた平成27年12月当時は、返礼品の数はおよそ30品目でしたが、平成30年12月末には340品目を超える返礼品が揃い、ラインアップが充実してきました。(※期間限定などの返礼品を含む)
開始直後から、羅臼町では地場産品にこだわり、安心・安全で信頼できる返礼品をモットーとしてきました。
ふるさと納税を通し、商業振興や町の活性化の効果が現れています。事業者さんも売れるものづくりについて一緒に考えていただけるようになったと実感しています。
羅臼町では寄付をいただく際に、寄付者の方に「地域資源を活かした活力ある産業のまちに関する事業」「一人ひとりが輝ける地域医療、保健、福祉、介護のまちに関する事業」「自然環境に配慮し安心安全に暮らせる快適なまちに関する事業」「豊かな心身を育み、明日へとはばたくまちに関する事業」「持続的な行財政運営ができるまちに関する事業」「その他、目的達成のために町長が必要と認める事業」の6つの事業より選択していただく仕組みをつくっています。
平成29年度は、羅臼町立知床未来中学校の建設費用の一部に寄附金を活用させていただきました。本校は平成30年3月をもって羅臼中学校・春松中学校の両校が閉校し、平成30年4月より、新設校として開校したものです。寄付者の方からも「無事学校が建ってよかったです」「羅臼の子どもたちのために寄付が使われてよかったです」等と多くの声が寄せられました。
その他、北方領土問題啓発看板の修繕にも充当させていただき、「羅臼から、北方領土返還運動を盛り上げてください」といった応援メッセージもいただいています。
平成30年度の寄付に関しましては、子育て支援の助成や、知床岬の情報発展拠点管理費、子どもたちのICT教育の備品整備、次代を担う青年のための視察研修等の経費として活用いたします。
北方領土の啓発看板の修繕にも充当させていただきました。「羅臼から、北方領土返還運動を盛り上げてください」といったメッセージもいただいています。
平成30年度の寄付に関しましては、子育て支援の助成や、知床岬の情報発展拠点管理費、子どもたちのICT教育の備品、視察研修の経費への充当を予定しています。
羅臼町前浜にて水揚げされた秋鮭のいくらは、ふるさと納税開始当初から不動の人気No.1です。
町内のさまざまな事業所が、豊富なラインアップで提供しています。
各社自慢の味付けも、こだわりのひとつです。
事業所さんごとに味付けが異なるため、ぜひ自分好みのいくらを探してみてください。鮭といくらのセットも人気です。
数あるうにの中でも、羅臼のうには高級品として名高いエゾバフンウニです。最高級の羅臼昆布を餌としたエゾバフンウニは日本一ぜいたくな餌で育った「ウニ」と言っても、過言ではありません。
濃厚な味が楽しめる「折うに」と、ミョウバンを使わず塩水につけた「塩水うに」の食べ比べセットもオススメです。
東京四ツ谷「オテル・ドゥ・ミクニ」などのオーナーシェフを務める三國清三氏は、羅臼町の「昆布・うに大使」でもあります。
2016年には三國清三氏が選ぶ北海道ふるさと納税5品目に、羅臼昆布が選ばれています。
知床の寒流が生み出す、見事な幅と厚さの羅臼昆布。他の昆布に比べ、漁獲範囲が狭く希少価値の高い昆布です。濃厚な出汁が特徴の天然羅臼昆布を、ぜひご賞味ください。
羅臼町では、とくに優れた農林水産物ならびに加工製品を「知床らうすブランド」として認証登録して発信しています。
6月から8月に獲れる脂のりの良い鮭「ときしらず」やほっけ、ぶりといった海産物も人気の返礼品のひとつです。
羅臼町の返礼品一覧はこちら
羅臼町を訪れた際に、まず体験していただきたいのがホエールウォッチングとバードウォッチングです。春夏にはシャチやマッコウクジラ、冬にはオジロワシなどの世界的にも希少な生物を目の前で観察することができます。流氷や国後島をロケーションとしたフィールドは、世界的に見ても珍しい環境です。国内外から、たくさんのバードウォッチャーが訪れています。
日本百名山のひとつである羅臼岳は、標高1661m。登山上級者の方にも満足いただけます。
市街地とは異なる風景を満喫できる、羅臼湖トレッキングも人気です。ハイマツの樹海や湿地帯といった羅臼ならではの風景をご堪能ください。
羅臼川のほとりにある熊の湯温泉は、地元の愛好家の方々が大切に管理されている人気スポットです。特徴は、泉質の良さと熱めの湯。
地元の方はもちろんのこと、国内外問わず、多くの温泉ファンの方が訪れています。大自然の中、渓流を見下ろしながらの入浴に、心身ともにリラックスできることでしょう。
一年を通して、四季折々の海産物が水揚げされる羅臼町。「羅臼のふつうは、日本のごちそう。」をキャッチコピーに掲げ、自信を持ってオススメできる返礼品をご用意しています。
羅臼にお越しの際には、昼間は雄大な自然の景色とアクティビティを、そして夜には温泉、宿泊、海の幸をご堪能ください。滞在することで、きっとより羅臼町の魅力を感じていただけるはずです。
私の中で「昆布」のイメージが強かった羅臼町ですが、いくらやうに、鮭、ぶり、ほっけなど、美味しそうな海産物のオンパレード!年々返礼品が増加しているとのことで、ますます羅臼ファンが増える予感です。
今回、お話をお伺いした今泉さんは、羅臼町生まれ羅臼町育ちの方でした。
「羅臼町の素敵なところはたくさんあるけれど、市街地に流れている羅臼川から眺める羅臼岳の風景が一番好きなロケーション」との言葉がとても印象に残っています。
羅臼町に長く滞在すればするほど、魅力を感じ取れるような気がします。