四国の東端に位置し、四国の「玄関口」である徳島県鳴門市は、海、山の自然に育まれた記念品の数々が話題です。
鳴門市の魅力は食べ物だけではありません。
四国八十八ヶ所霊場巡りの一番札所、「霊山寺」は鳴門市にあり、一度は行ってみたい観光スポットもたくさんあります。
そんな鳴門市の魅力をふるさと納税から見ていきましょう。
戦略企画課
山田 京佑(やまだ きょうすけ)さま
四国の東端に位置し、四国の「玄関口」である徳島県鳴門市は、海、山の自然に育まれた記念品の数々が話題です。
鳴門市の魅力は食べ物だけではありません。
四国八十八ヶ所霊場巡りの一番札所、「霊山寺」は鳴門市にあり、一度は行ってみたい観光スポットもたくさんあります。
そんな鳴門市の魅力をふるさと納税から見ていきましょう。
戦略企画課
山田 京佑(やまだ きょうすけ)さま
鳴門市がふるさと納税制度に力を入れだしたのは、ここ数年です。
それまではご寄附いただいた方にお礼状をお送りする程度で、記念品の種類はあまり多くありませんでした。
ここ数年、記念品の拡充やポータルサイトへの掲載を進めてきたため、毎年多くのご寄附をいただけるようになりました。
ふるさと納税担当としての業務は、寄附者の方々や記念品を提供する事業者とのやり取りや、本市の魅力発信のため、魅力ある地場産品の記念品掲載を進めています。
鳴門市は海も山もある地理に恵まれ、多くの農産物や海産物の特産品があり、たくさんの記念品を掲載しておりますので、鳴門市のプロモーションに繋がっていると思います。
もちろん鳴門市には農水産物だけでなく、伝統工芸や観光施設など、知っていただきたいものはたくさんあるので、これらの魅力を全国に発信するためにふるさと納税は役立っています。
ふるさと納税制度は、鳴門市の魅力を発信する窓口になると考えています。
鳴門市ではふるさと納税の寄付金は、12の使い道から選んでいただけます。
そのうちのいくつかをご紹介します。
子育て支援及び青少年健全育成等の次世代育成支援を使い道に選んでいただいたご寄附は、児童クラブの建設費など、鳴門市内の子どもたちのために使わせていただいています。
また、鳴門市をホームタウンとするサッカーチーム、徳島ヴォルティスを支援するコースもあります。
珍しい事業としては、コウノトリ見守り事業があります。
鳴門市大麻町には国の特別天然記念物であるコウノトリが飛来し、昭和46年以降、兵庫県以外では全国で初めて、コウノトリの自然繁殖が確認されました。
そこで鳴門市では「コウノトリが住みやすい町」を目指して周辺環境の整備を行っています。
コウノトリは、電柱の上に巣作りをしており、コウノトリの雛を見るために多くの方が訪れています。訪れた方に向けたマナー向上のための啓蒙活動や警備員の配置等、鳴門市はコウノトリが安心して暮らせるまちづくりを行っています。
海のミネラルをたっぷり含んだ砂地で育てられたなると金時は、食物繊維・ビタミンCが豊富です。
食感はほくほくとしており、大学芋にすると絶品です。
記念品の1つであるなると金時の「金時芋棒」はクール便で発送され、お好みで温めてもおいしいですが、半解凍状態でカリッとした食感を楽しむのもオススメです。
2019年に一番人気だったのが、鳴門市の牧場でしか生産されていない「すだち牛」です。
すだちの粉末を混ぜた餌で育てられた「すだち牛」はさっぱりとしていて、とくに赤身がおいしいお肉です。
経済産業省の伝統工芸品に指定されている大谷焼は、普段の生活の中で使っていただければ使っていただくほど、その味がわかる鳴門市ならではの焼き物です。
工程は手作業で、ふるさと納税の記念品として寄附申請を受けてから、市内の各窯元へ製作依頼を行うため、お手元に届くまでに少し時間がかかりますが、鳴門の伝統をぜひ手にとっていただきたいです。
鳴門市の返礼品一覧はこちら
鳴門海峡の渦潮は有名ですよね。播磨灘と紀伊水道の激しい干満差が作り出す大自然の芸術は、見る価値ありですよ。
大鳴門橋遊歩道にはガラス張りで上から渦潮を見ることができる「渦の道」があります。眼下に見える渦潮のうねりは、大迫力です。
渦潮の大きさは時間によって変わるので、行く前に「渦潮 潮見表」と検索して、潮見表をご確認ください。
戦争捕虜でありながら、その人権を最大に尊重し、できる限りの自主的な生活を認めた板東俘虜収容所。住民たちは親しみをこめてドイツ兵を「ドイツさん」と呼んでいたそうです。ここでは、鳴門市がアジア第九初演の地と呼ばれる所以を知ることもできます。
今の時代にこそ大切にしたい友愛の歴史を、さまざまな展示物で知ることができます。
鳴門市大麻町には、大谷焼の窯元が集まっており、自分でオリジナルの作品を作ることもできます。作った大谷焼は後日送ってくれるということなので、楽しみですよね。詳しくは各窯元にお問い合わせください。
鳴門の渦潮を初めて見たときの迫力は忘れられません。
なると金時など有名な名産品もありますが、「なると第九」の話は、今回伺って初めて知りました。
こんな素晴らしい国際交流があったなんて、ぜひ一度その足跡を訪ねてみたいものです。